Nakano's room
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南アVSウェールズ#2
投稿日時:2008/07/02(水) 16:33
やっと観ることができました。
結果的には南アの2連勝、スコア的には第1戦目と大きく違いませんが、
ウェールズがFW周辺の問題点を改善し、後半20分までは
どちらが勝つかわからない試合展開で面白かったです。
それにしても! 何と言ってもスゴかったのは、ウェールズWTB
シェーン・ウイリアムズの衝撃のトライ!
ブラインド側のライン沿いを1人で抜け出し、22mに入って1人対4人になったのに
鋭いステップで全員をかわしトライ……。タイプもスタイルも全然違うけど、
かつてのロムーのトライを髣髴させるほどの衝撃でした。
つまり、個人の力だけで奪ったものすごいトライということです。
第1戦でもトライしたし、ワールドカップでもいいトライを見せてくれたし、
シェーン・ウイリアムズは本当にいい選手ですね。
サイズ的には、たぶん僕より小さそうですが、ディフェンスもしっかりするし。
あ~ラグビーしたくなってきた!
先週の2試合
投稿日時:2008/06/20(金) 19:19
先週行われたオールブラックスVSイングランド。
昨年のワールドカップでイマイチな成績だったABですが、
監督も変わらず、選出されたメンバーもそれほど大きな変化はなし。
これまでは海外(欧州)チームに移籍したプレーヤーは
ABに選出されてこなかったのですが、SOカーターだけは特例が適応し、
この試合でもいい動きを見せてました。
ただし、欧州チームに移籍したことでABに選出されなかった
他のプレーヤー――ハウレットやケラハー、コリンズなど――から
不平の声が上がるかもしれませんね。
ま、どのチームも――てんとう虫含めてだけど――いいSOを確保するのは
大変なことだもんね。そもそも“いいSO”ってどんだけいるのか……。
一方、昨年のワールドカップでは“意外に”健闘したイングランドですが、
ケガ人が続出したせいもあり、全然知らない選手ばかり。
逆に世代交代が進んでいるということでしょうか。
試合は予想通りABが勝つには勝ちましたが、
「強い」というより「巧い」って印象。なんか地味な感じです。
ミスも多かったイングランドですが、接点でのFWの強さが印象に残りました。
成長すれば、今のオールブラックスよりいいチームになりそうな予感がします。
もう1試合、パシフィックネイションズからフィジーVSNZマオリ。
ハリケーン直撃でラグビーというより水泳というか、水中ラグビーというか……
幸い、溺れた選手はいなかったようです(笑)。
個々に走力があるフィジーには不利な状況でしたが、
試合は僅差で展開。最後の最後までどちらが勝つかわからないという
スリリングで面白い試合でした。
残念ながら、フィジーがNZMに51年ぶりに勝利することは実現せず(7対11)。
それにしても……フィジーのハカって、
大学の応援団の振り付けみたいだと思いません?
王者対決
投稿日時:2008/06/16(月) 16:17
ワールドカップ覇者の南アフリカと、今年のシックスネイションズの
覇者ウェールズの試合が先々週末に行われました。
若手にチャンスを与えた南アVSケガで主力を欠くウェールズとなりましたが、
南アが普通に勝ってしまいました。
もう少しウェールズの健闘を期待したのですが……
一つ一つのアタリで南アがウェールズを圧倒してました。
ウェールズが何とか南アを止めているのに対して、南アはウェールズの選手を
ほとんど仰向けに倒すタックルをしてました。
ポイントから走りこんだウェールズのロックが、いとも簡単に南アのウイングに
仰向けに倒されたシーンが試合を象徴してました。
先週末はテストマッチがてんこ盛り!
オールブラックスVSイングランド、フィージーVSNZマオリ、日本VSトンガ、
そして南アVSウェールズ#2……観る前からお腹いっぱいって感じですね。
まだ観る時間がないので、観次第報告します!
強いぞポリネシアン!
投稿日時:2008/06/15(日) 00:12
先週からパシフィック・ネイションズカップが始まりました。
日本を含めて、環太平洋の国々をラグビーを強化しようという大会です。
この大会にオールブラックスやワラビーズが出てきたら、
他の国の強化どころかお話にもならないので、
ニュージーランドは「ニュージーランド・マオリ」(昨年まではオールブラックス・ジュニア)、
オーストラリアはワラビーズの2軍ともいえる「オーストラリアA」が参加します。
日本の初戦は、昨年大差で負けたオーストラリアA。
ワールドカップでもワラビーズにケチョンケチョンにやられたので、
一矢を報いたいところだったのですが……やっぱり力の差はありました。
ただ、昨年のように後半の後半になって一気に試合が崩壊するようなことはなく、
JAPANも相当力がついてきた感じがします。
クラシック・オールブラックスとの好試合で期待してたのですが、
あれは天候不順とCABの調整不足、そしてスペンサーの絶不調のおかげだったことが
判明してしまいましたね。
開幕戦で何と言ってもスゴかったのが、ニュージーランド・マオリとトンガのハカ対決!
試合よりも見ごたえがありましたね(笑)。
同じポリネシア系の対決だけあって、ハカは鬼気迫るものがありました。
試合も気合の入った好試合でしたが、波乱は起こらず。NZMが勝利を収めました。
ニュージーランド・マオリにはオールブラックスのキャップを持つ人も何人もいますが、
ニュージーランドの先住民であるマオリ人の血が入っていないとNZマオリには
選出されることはありません。
今回選出されたハリケーンズのウォルドロムやイートンなどは、いわゆる白人顔で、
マオリの血が流れているとは意外でした。
ポリネシア系というと、椰子の実のブラをつけて腰をフリフリして踊るイメージが
あるかもしれませんが、考えてみれば曙や小錦、マーク・ハント、ウマガ(ジャマール)
なんかはバリバリのポリネシアン。ラグビーも強いはずだよな~。
スーパー14総括
投稿日時:2008/06/07(土) 15:25
5月31日、'08スーパー14の決勝戦「クルセイダーズVSワラタス」が行われました。
今年はルール改正、有力選手の欧州移籍などで大きく変化するかと思われたスーパー14でしたが、結局“強いチームはルールが変わっても強かった”という感じでしたね。
ニュージーランドとオーストラリアの強豪対決は、前半はワラタスがリードするという面白い展開に。
最終的にはクルセイダーズが自力の差を見せつけ、2年ぶりの優勝を飾りました。
それにしても……昨年のワールドカップ日本戦では手がつけられなかったワラタスのフランカー、ロッキー・エルサムがこの戦いの中では普通の選手になるから不思議ですねー。
昨年のスーパー14決勝戦は「シャークスVSブルズ」という南ア対決で、 そのまま南アのワールドカップ優勝につながったのは間違いないでしょう。
今年は南ア勢に元気なかったですね。やっぱり有力選手の欧州移籍が痛かったのかな。
'08スーパー14で印象に残った選手といえば……ウエスタン・フォースのライアン・クロス!
昨年までフォースの試合はほとんど観てなかったのですが、今年の前半戦は好調で観る機会が増え、その中で攻守で目立っていたのがセンターのクロス選手です。
そして先日、ついに初めてワラビーズの一員に選出されました!
今までなんで選ばれなかったかというと、実はラグビー・リーグ出身で、昨年、リーグからユニオンへの転身したらしいです。
イングランドやオーストラリアではリーグからユニオンへの転身、あるいはその逆もけっこうありますね。
そうそう、そういえばクルセイダーズを南半球最強チームに育て上げたヘッドコーチが、優勝を手土産にワラビーズ(!)の監督になりました。
7月からのトライネーションがより楽しみになってきましたねー。
ワラビーズの全勝優勝があるかも!?
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